目次
概要
ファイル転送の検証時などに、任意のサイズのファイルを作成したい時があると思います。そんな時に役に立つダミーファイル作成方法を説明します。今回は、CML上のUbuntuを利用して実践します。
この方法で作成したダミーファイルを利用した、WAN回線の検証方法はこちら
CMLを始めよう!(12.WANエミュレーター)
ダミーファイル作成方法
Linuxでは、ddコマンドを利用してダミーファイルを作成することが可能です。
1バイト
dd if=/dev/zero of=test1B bs=1 count=1
1キロバイト
dd if=/dev/zero of=test1KB bs=1K count=1
1メガバイト
dd if=/dev/zero of=test1MB bs=1M count=1
1ギガバイト
dd if=/dev/zero of=test1GB bs=1G count=1
lsコマンドで作成したファイルのサイズを確認します。
“1キロバイト=1000バイト”ではなく、コンビュータの世界では、”2のべき乗”を基準とするため、”1キロバイト=1024バイト”なります。下記の表の通り、各ファイルが作成できています。
項目 | バイト数 |
---|---|
1バイト | 1バイト |
1キロバイト | 1024バイト |
1メガバイト | 1048576バイト |
1ギガバイト | 1073741824バイト |
以上で、Linuxでのダミーファイル作成の完了です!