【ネットワークエンジニアの転職】5つの検討ポイントを解説 (必要性・検討時期・資格・転職支援・パターン)

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【ネットワークエンジニアの転職】5つの検討ポイントを解説 (必要性・検討時期・資格・転職支援・パターン)

ネットワークエンジニアが転職を検討する際の5つのポイントについて説明します。

目次

転職の必要性

ネットワークエンジニアにとって、転職は重要な選択肢の一つです。主に「給与アップ」「スキルアップ」「労働環境改善」を考えたときに、転職が必要となる可能性があります。

給与アップのため

ネットワークエンジニアとして同じ現場で同じ仕事をしていても、会社の給与体系により給与が異なることが多々あります。

例えば、「独自の給与基準を持っている会社」や「還元率制度を採用しているSES会社」など、給与制度は様々です。

「還元率」に関しても、60%〜80%以上と会社によって幅が広いため、転職によって給与アップを達成できる可能性があります。

また、「商流の深さ」というのも給与に直結してきます。顧客企業に近い上位企業になるほど、エンジニアに還元される給与も高くなる傾向があります。

給与アップ

還元率」や「商流の深さ」の詳細は下記を参照してください。

スキルアップのため(経験を積むため)

ネットワークエンジニアは、運用・保守からスタートして、設計・構築へステップアップするという様に、ある程度キャリアプランが立てやすい職種です。

運用・保守がメインの会社の場合、設計・構築を経験できる可能性が低くなり、いつまでたっても経験が積めない状況に置かれてしまいます。

このような状況では、スキルアップを目的として、転職が必要になる場合があります。

スキルアップ

ネットワークエンジニアのキャリアパスの詳細は下記を参照してください。

労働環境改善のため

残業や休日出勤、勤務場所など、労働環境を改善したいと考えるエンジニアは多くいます。

残業時間については、就業先の状況にもよりますが、企業文化の影響も多く受けるため、転職によって改善する可能性があります。

一昔前はネットワークエンジニアがリモートワーク(在宅勤務・テレワーク)をすることは難しかったですが、現地での構築作業以外は、リモートで勤務できる現場も多くなってきました。※上流工程の「設計」がメインの役割であれば、リモートでも問題なく業務が可能です。

さらに、クラウドサービス(AWS/Azure/GCP/etc…)の登場により、フルクラウド環境であれば、フルリモート勤務が可能な案件もあります。

労働環境

「給与アップ」「スキルアップ」「労働環境改善」のいずれの理由でも、『自社内で解決できないか?』と、まず考えると思います。しかし、ネットワークエンジニアの場合は、技術力があれば、顧客業務を理解していなくても即戦力として通用するため、転職により課題を解決できることが 多くあります。

転職検討の時期

転職を検討する時期は、環境によっても異なりますが、以下を参考に考えます。

同じ環境で3年以上働いている時

IT業界は、技術の移り変わりが早い業界です。同じ現場で同じ仕事をやり続けている場合、スキルアップができない可能性があります。

目安として、3年以上同じ現場で、スキルアップができていないと感じる時は、転職を検討しても良いかもしれません。

同じ職場で3年間働いている状況

異動の余地が無い時

ネットワークエンジニアとして活躍するには、どのような現場に行っても通用するスキルを身に付けることが重要です。

社内でネットワーク系の案件が少なく、異動の余地が無い場合、その現場でしか通用しないネットワークエンジニアになってしまうことがあります。

幅広いスキルを身に付け、適用力や応用力を鍛えるためにも、一つの選択肢として転職を検討する必要があります。

異動の余地が少ない

出世の限界を感じた時

「今よりも仕事のやりがいを感じるため」や「給与アップのため」には、社内での昇進・昇格が必要です。

上位職が飽和状態で、世代交代・ローテーションが少ない会社の場合、出世が難しく、業務内容や給与が希望と合わなくなることがあります。

また、技術的なスペシャリストを目指したいのに、管理職になることを求められる場合も、転職を含めて検討した方が、希望の業務と給与に近づける可能性があります。

出世の限界

労働環境改善を求めている場合は、すぐに転職を検討することをおすすめします。会社内で努力することで改善可能な場合もありますが、企業文化・風習はすぐには変えられません。

転職活動をすると、自分の会社以外の情報を収集できるため、今の状況を客観的に見ることができます。

転職に有利な資格

ネットワークエンジニアが転職をする際に有利な資格には、「Cisco系の資格」、「クラウド系の資格」、「情報処理技術者試験(IPA)」があります。

Cisco系の資格

ネットワーク機器メーカーの世界最大手である「Cisco」の資格は、ネットワークエンジニアにとって、基本とも言える資格です。

未経験者〜2年以内の経験者であれば、「CCNA」を取得することで、転職活動を有利に進めることができます。

2年以上の経験者であれば、積極的に「CCNP」を取得しましょう。※CCNPは、Ciscoの中でプロフェッショナル資格に位置づけられている資格です。

CCNA,CCNP

クラウド系の資格

近年では、クラウド系の資格も転職時に有利です。

3大クラウド(AWS/Azure/GCP)の中で、どのクラウドを選ぶか迷う時は、利用シェアの最も大きい「AWS」の資格を取得しましょう。

また、基礎レベルだけではなく、アソシエイトレベル(中級レベル)の資格を取得することで、さらに有利に転職活動を進めることができます。

AWS,Azure,GCP
レベル基礎アソシエイト
AWSCloud PractitionerSolutions Architect – Associate
AzureFundamentals:AZ-900Network Engineer Associate AZ-700
GCPCloud Digital LeaderCloud Engineer

情報処理技術者試験(IPA)

情報処理技術者試験は、経済産業省が認定している国家試験です。

ベンダー資格とは違い、有意性の期限は無く、知識や技術が一定以上の水準であることを示すことができます。

ネットワークエンジニアの場合は、「ネットワークスペシャリスト」→「プロジェクトマネージャ」→「情報処理安全確保支援士」の順番で取得することをおすすめします。

IPA情報処理技術者試験

「資格取得の意義(資格の必要性)」は、よく議論される話ですが、絶対に資格は取得しておいた方が良いです。資格だけではエンジニアの技術力は分からないですが、資格を持っていないと選定の枠に入れないことも多くあるからです。

※開発エンジニアは自身のポートフォリオを持つことで技術力をアピールできますが、ネットワークエンジニアは経歴だけで客観的に技術力をアピールすることが難しいです。

転職支援の使い分け

転職する際には、「転職サイト」or「転職エージェント」or「ITスクール」などを利用することが一般的です。

転職サイト

転職サイトは、希望に合った企業をサイト上で探し、自分で面接調整や条件調整を行います。

転職サイトの利用イメージ

転職サイトは、自分のペースで、広い範囲から企業を探すことができます。業界経験・知識があり、自分の価値を適正に判断できる場合は、転職サイトでの転職活動が第一の選択肢となります。

転職サイトによって登録されている企業は異なるため、複数サイトに登録して、比較検討することをおすすめします。

転職エージェント

希望条件や転職時期をエージェントに伝え、エージェントが条件に合った企業を選定してくれます。企業との面接調整・条件調整もエージェントが代理で対応してくれます。

転職エージェントの利用イメージ

転職エージェントは、現状の経験・スキルから、転職市場における自身の価値(相場)を教えてくれます。アドバイスを受けながら転職活動をしたい場合は、転職エージェントの利用が第一の選択肢となります。

転職エージェントは、人によって相性があるため、複数登録して自身にあった転職エージェントを見つけるようにしましょう。

ITスクール

ネットワークエンジニアとしての技術を身に付けてから転職を考えている場合は、ITスクールで最低限の技術を身に付けた後に、IT企業に転職するという選択肢もあります。

ITスクールの利用イメージ

就職支援制度を取り入れているスクールでは、数ヶ月の教育の後に、就職先を紹介してくれます。

スクールが紹介した企業に就職することを前提に、受講料が無料のスクールもあります。下記の情報を参考に、まずは無料説明会へ参加して条件などを確認するようにしましょう。

転職パターン(未経験者・経験者)

未経験者

未経験者の転職パターンとしては、「ITスクールを経由してSES会社に入社する」か「未経験者OKのSES会社に入社する」があります。

ITスクールを経由してSES会社に入社

ネットワークエンジニアとしての技術を身につけてから、ITスクールで紹介されたSES会社に入社するパターンです。※ITスクールで紹介される会社は、SES会社が多いです。

未経験者OKのSES会社に入社

未経験者OKのSES会社に入社して、入社後に研修を受けて技術を身に付けるパターンです。

未経験者

経験者

経験者の転職パターンとしては、「経験者のみを採用しているSES会社に入社する」か「事業会社の情報システム部門社員として入社する」があります。

経験者のみを採用しているSES会社に入社する

「未経験者を採用しているSES会社」よりも「経験者のみを採用しているSES会社」の方が、給与は高くなる傾向があります。会社としての教育コストや管理コストが減るため、収益をエンジニアに還元できるためです。

事業会社の情報システム部門社員として入社する

SES会社ではなく、自社でサービスを提供している企業の情報システム部門に入社するパターンです。『社内SE』と呼ばれる立ち位置で仕事をする場合もあります。

経験者

ネットワークエンジニアの転職先としては、SES会社が多いです。SES会社についての説明と選び方は下記を参照してください。

転職サイト・転職エージェント情報

転職サイト・転職エージェントは、転職目的や経験・スキルによって、使い分ける必要があります。自身にあった転職サイト・転職エージェントを見つけるようにしましょう。

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