ネットワークエンジニアにとっての必須ツール(物理道具)を紹介します。今回は、機器設置等の現地作業で利用するツールです。※商品画像をクリックするとAmazonで検索できます。
ドライバー
プラスドライバー
機器にラックマウントキットを取り付けたり、機器をラックに設置する際に利用します。ラック設置の状況により、長めのドライバーが必要になる場合があるため、様々な長さや大きさのドライバーを準備しておくと確実です。
マイナスドライバー
ケージナットを取り外す際やLANケーブルのツメが折れてしまった時など、緊急時に利用することがあります。 ※ケージナットの取り付け・取り外しは専用ツールを使うのが安全です。
ネジ&ケージナット
ネジ
機器をラックに設置する際に、固定するために利用します。ネジ穴(ケージナット)と大きさが異ならないように、ケージナットとセットで購入することをおすすめします。
ケージナット
ラックマウントする際にネジの受け口となるナットを「ケージナット」と言います。ケージナットはラックのレールの四角い穴に取り付けて利用します。大きさは、M5かM6を利用するのが一般的です。
ケージナットツール
ケージナットは、素手やマイナスドライバーでも取り付け・取り外しは可能ですが、怪我をする恐れがあるため、専用のツールを利用しましょう。形状や用法など、様々なタイプがあります。
ネジザウルス
ネジが固いときやネジ山が潰れてしまった場合に、このツールがあればネジを回すことができます。安全に持ち運ぶためにキャップも購入することをおすすめします。(キャップセットの商品もあります。)
電源タップ
検証環境の構築や作業用PCの電源コンセントが足りない時等、複数の電源タップが必要になることがあります。なお、ネットワーク機器の電源に関しては、3口の差込口が必要になることが多いです。
3ピン→2ピン変換プラグ
ネットワーク機器のコンセントプラグは3ピンのことが多いです。差込口側が2ピンしかない場合に、変換プラグを用意しておくと便利です。※3ピン目はアースの役割を持っていますので、一時的利用の目的で利用しましょう。
固定道具
ケーブルをまとめる時や機器を棚板に設置する時に、固定するための道具が必要となります。データセンターの場合、利用できる道具に制約がある可能性があるため、事前に確認したうえで適切な道具を利用するようにしましょう。※100均でも揃えられるため、コスパの良い商品を選ぶようにしましょう。
結束バンド(インシュロック)
一般的に利用されるプラスチック製の固定道具です。
ベルクロテープ
マジックテープタイプの固定道具です。ハサミできるタイプ、手で切れるタイプ、耐熱タイプ等があります。
ねじりっこ
柔らかな樹脂にワイヤーが入っている固定道具です。ビニタイ(ビニールタイ)とも呼ばれています。
ニッパー・携帯用ハサミ
結束バンドやベルクロを切るために必要な道具です。ニッパーや携帯用ハサミを準備しておきましょう。
ニッパー
携帯ハサミ
養生テープ
作業対象の機器に目印をつけたり、ケーブルを仮止めする際に利用したりします。
静電防止用具
ネットワーク機器は精密機器のため、ラックマウントする時は静電気を防止することが望まれます。手袋タイプやリストバンドタイプがあります。
静電防止手袋
静電防止リストバンド
以上で、ネットワークエンジニアの必須ツール② 〜 機器設置・現地作業編 〜 の説明は完了です!
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