ネットワークエンジニアの必須ツール① 〜 機器設定・作業準備編 〜

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ネットワークエンジニアの必須ツール① 〜 機器設定・作業準備編 〜

ネットワークエンジニアにとっての必須ツール(物理道具)を紹介します。今回は、ネットワーク機器の設定や作業準備で利用するツールです。※商品画像をクリックするとAmazonで検索できます。

目次

ノートPC

ネットワークエンジニアは、データセンターや顧客・ユーザー拠点での作業も多いため、ノートPCは必須です。ネットワーク機器にコンソール接続やリモート接続(SSH/TELNET)を行い、機器の設定確認や設定変更を行うことはもちろんですが、簡易的なWebサーバーを構築して、疎通確認を行うこともあります。

Panasonic(Let’s note)、DELL、HPのノートPCがよく利用されています。

LANケーブル

LANケーブルについては、様々な長さのケーブルを準備しておくことをお勧めします。また、ストレートケーブルだけではなく、クロスケーブルも常備しておきましょう。

通常のLANケーブル(2m〜3m)

通常の作業やラック内のケーブル配線であれば、2m〜3mのLANケーブルがよく使われます。

短いLANケーブル(30cm〜1m)

近距離の機器にノートPCを接続する際や検証環境を組む時など、短いLANケーブルがあると作業が煩雑にならずに済みます。

長いLANケーブル(5m〜30m)

作業環境によっては、遠い距離にある機器にノートPCを接続することやラック間で直接LANケーブルを敷設する可能性があります。その場合は、5m以上のケーブルが必要になります。

ケーブルテスター

ケーブルテスターは構築時に使用するLANケーブルが問題なく利用できるかどうかを確認するためのツールです。

通常タイプ

親機と子機に分かれているタイプやコンパクトなタイプがあり、LANケーブルの両端をテスターに接続し、断線が無いかのチェックやストレート/クロスの判定が行えます。

高機能タイプ

伝送速度の測定やトラブルシューティングが行える高機能なタイプもあります。

ケーブル延長・変換コネクタ

LANケーブル延長コネクタ

LANケーブルを2本連結し、長さを延長するコネクタです。コンソールケーブルにLANケーブルを連結して、離れた距離から作業したい場合にもよく利用されます。

クロスケーブル変換コネクタ

ストレートケーブルをクロスケーブルに変換するコネクタです。最近は、クルスケーブルが利用されることは少なくなりましたが、急遽必要になった場合に備えて準備しておきましょう。LANケーブル延長コネクタと短いクロスケーブルがセットになった商品もあります。

コンソール接続用ケーブル

USBシリアル変換ケーブル(D-sub変換)

ネットワーク機器に付属するコンソールケーブルは、受け口がD-sub9ピンのため、ノートPC等から接続するためにはUSBへ変換する必要があります。次に紹介する「USBコンソールケーブル」を持っていない場合、必携のツールです。

USBシリアル変換ケーブル(D-sub変換)

USBコンソールケーブル

以前は、上述した「USBシリアル変換ケーブル」がネットワークエンジニアにとって必携ツールでした。しかし、最近は、USBポートから機器のコンソールポートに直接接続できるタイプがあります。このケーブルが1本あれば、「コンソールケーブル」と「変換ケーブル」を持ち歩く必要がありません。

USBコンソールケーブル

USBシリアル変換ケーブル(LANケーブル利用)

USBシリアル変換ケーブルには、LANケーブルを利用できるタイプもあります。LANケーブルさえあれば、どこでもコンソール接続が可能なため、とても便利なツールです。

USBシリアル変換ケーブル(LANケーブル利用)

スイッチングハブ

通常タイプ

検証環境を構築する際や1つのLANケーブルから複数機器に分離しせ利用したい際に、小型のスイッチングHUBがあると便利です。

PoE給電タイプ

無線APやIP電話をよく利用する場合は、PoEによる給電が可能なタイプもあります。

テプラ(TEPRA)

テプラ本体

機器へのホスト名貼り付けや、ケーブルタグ 作成等、用途は多岐に渡ります。高機能なタイプでは、PCと接続して効率的に作成できたり、専用のケーブルタグテープが利用できたりします。

通常テープ

通常のテープは、6mm/9mm/12mmテープがあれば、様々な用途に対応できます。

ケーブル用テープ

ケーブル専用テープは、自由に回転できるタイプやラミネートできるタイプ等があります。※本体の機種により利用可否が異なりますので注意してください。

以上で、ネットワークエンジニアの必須ツール① 〜 機器設定・作業準備編 〜 の説明は完了です!

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