監視サーバーをAWS上で構築し、CML上のネットワーク機器/サーバーを監視します。監視ソフトウェアはZabbixを利用します。
【前回】AWS上での監視サーバー(Zabbix)構築【1.AWSの基本設定】
【次回】AWS上での監視サーバー(Zabbix)構築【3.AWSのRDS作成】
ネットワーク構成
下記のネットワーク環境を構築し、AWS上のEC2(Zabbixサーバー)から、CML上のネットワーク機器/サーバーを監視できるようにしていきます。
![ネットワーク構成](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/000-3-1024x239.png)
AWSのEC2構築
インスタンスの起動
EC2の画面から「インスタンスを起動」をクリックします。
![EC2のインスタンスを起動をクリック](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/023-1024x495.jpg)
マシンイメージを選択します。ここでは、無料利用枠の対象となる「Amazon Linux」を選択しています。
![マシンイメージの選択画面](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/024-1024x465.jpg)
インスタンスタイプを選択します。ここでは無料利用枠の対象となる「t2.micro」を選択しています。
![インスタンスタイプ選択の画面](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/025-1024x494.jpg)
インスタンスの詳細を設定します。
ネットワーク(VPC)とサブネットは、前回作成したものを選択します。(VPC:aws-zabbix-test、サブネット:zabbix-subnet-01)
自動割り当てパブリックIPは「有効」を選択します。
![インスタンスの詳細設定の画面](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/026-1-1024x257.jpg)
ネットワークインターフェイスのプライマリIPを「10.0.0.100」に設定します。(AWSで自動設定されるIPアドレスで問題なければ設定不要です。)
![インスタンスの詳細設定の画面](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/027-1024x384.jpg)
ストレージの追加は変更不要です。
![ストレージの追加の画面](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/028-1024x494.jpg)
タグの追加も変更不要です。
![タグの追加の画面](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/029-1024x494.jpg)
セキュリティグループの設定は、「既存のセキュリティグループを選択する」を選択し、前回作成したセキュリティグループ(zabbix-sg)を設定します。
![セキュリティグループの設定画面](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/030-1024x494.jpg)
設定内容を確認し、「起動」をクリックします。
![作成内容の確認画面](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/031-1024x494.jpg)
EC2にアクセスするためのキーペアを作成し、ダウンロードします。
「新しいキーペアの作成」を選択し、キーペア名は「zabbix-test-ec2」としています。
![キーペアのダウンロード](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/032-1024x494.jpg)
キーペアをダウンロード後、「インスタンスの作成」をクリックします。
![インスタンスの作成](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/033-1024x494.jpg)
作成されたインスタンスを確認します。
※パブリックIPv4アドレスとプライベートIPv4アドレスが付与されていることを確認します。
![作成されたEC2インスタンスの確認](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/034-1-1024x132.jpg)
EC2への接続確認
起動したEC2への接続を確認していきます。
※ここでは、MACのTerminalを利用し接続していきます。
インスタンスの画面から「接続」をクリックします。
![インスタンス画面で接続をクリック](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/035-1024x132.jpg)
「SSHクライアント」タブを選択し、アクセス方法を確認します。
![SSHクライアントタブを確認](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/036-1024x810.jpg)
AWSの接続説明にある通り、ダウンロードしたキーペアのアクセス権を変更します。
chmod 400 zabbix-test-ec2.pem
![キーペアのアクセス権変更](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/037-1024x211.jpg)
SSHでEC2へ接続します。
![EC2へSSH接続](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/08/038-1024x368.jpg)
これで、AWS上での監視サーバー(Zabbix)構築【2.AWSのEC2構築】の説明は完了です!
【前回】AWS上での監視サーバー(Zabbix)構築【1.AWSの基本設定】
【次回】AWS上での監視サーバー(Zabbix)構築【3.AWSのRDS作成】