【前回】7.ラボのエクスポートとインポート
【次回】9.BreakoutToolを利用したコンソール接続
目次
CMLへのコンソール接続の種類
CMLでは、WebブラウザでのGUI上でのコンソール接続の他に下記の接続方法があります。
・CMLホストを利用したコンソール接続
・BreakoutToolを利用したコンソール接続
これらを利用することで、ターミナルソフトからの接続が可能となります。
CMLホストを利用したコンソール接続方法
テスト用に作成したラボを用いて、CMLホストを利用したコンソール接続を行います。
![テスト用ラボ](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/06/000-1024x282.png)
まず、CMLにアクセスするためのIPアドレスを確認します。
![CMLの起動画面で、CMLホストのIPアドレス確認](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/06/001-9-1024x638.png)
ターミナルソフトからSSHで接続します。ユーザー名は、”admin”を指定します。(パスワードは、CML起動時に設定したadminのパスワードです。)
※ここでは、MacのTerminalを利用しています。
![ターミナルソフトからadminでssh接続](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/06/002-8-1024x415.png)
“help”を入力すると、実行可能なコマンドが表示されます。
![helpで実施可能なコマンドを確認](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/06/003-6-1024x416.png)
“labs”を入力すると、ラボの情報が出力されます。
![labsコマンドで起動中のラボを確認](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/06/004-1-1-1024x193.png)
“list”を入力すると、NODEの情報が出力されます。
![listコマンドで起動中のノードを確認](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/06/004-7-1024x249.png)
“open”で、対象のNODEにコンソール接続できます。
コマンド構文は、下記の通りです。
open /[Lab ID]/[Node ID]/[Lines]]
router1にログインできました。
![openコマンドで、router1にログイン](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/06/005-5-1024x223.png)
コンソールから切断する時は、”ctrl”+”]”を押下します。
![コンソールからの切断](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/06/006-6-1024x141.png)
同様にサーバーにも接続可能です。
![openコマンドで、サーバーノードに接続](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/06/007-6-1024x414.png)
CMLホストから切断するときは、”exit” or “quit”を入力します。
![cmlホストからのログアウト](https://infrastructure-engineer.com/wp-content/uploads/2021/06/008-5-1024x140.png)
以上で、CMLホストを利用したコンソール接続が完了です!